電話:0826-72-2161

国指定重要文化財 古保利薬師 古保利山福光寺(現廃寺)

 奈良時代から平安時代にかけての頃、古保利薬師のある古保利は山県郡の中心地で、郡の役所が置かれていました。

 当時、山県郡を治めていたのは安芸国造の一族である凡氏で、古保利薬師は9世紀初めに凡氏の氏寺として建立された福光寺が前身といわれます。福光寺は、戦国時代には大朝荘の地頭からやがて戦国人名となった吉川氏の菩提寺・祈願所となり、最盛期には附属する49の寺院(塔頭)と300石の領地があったといわれます。しかし、吉川氏の岩国移封の後は衰退し、江戸時代にはわずかに薬師堂として地元の信仰を集める無住の寺となりました。地元の人たちの努力によりかろうじて荒廃を免れた仏像の再評価がなされたのは、昭和17年のことです。平安時代初期の弘仁・貞観仏として本尊の薬師如来座像が国宝に、その他11体の仏像が重要美術品(現在はいずれも重要文化財)の指定を受け現在に至っています。

古保利薬師収蔵庫 概要

所在地

〒731-1532 広島県山県郡北広島町古保利224

開館時間

9:00 – 16:30

休館日

休館日:毎週月曜日・12月28日~ 1月 4日 (月曜が祝日の場合は、翌日)

入館料

大人300(200)円、高校生100(50)円
( )は、10名以上の団体、小・中学生は無料

お問合せ

北広島町教育委員会 生涯学習課 文化振興室

TEL

0826-72-2111

IP電話

050-5812-1864

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